ピッチ補正に圧倒的な人気のMelodyneが新バージョンに! |
Melodyne EditorとMelodyne Assistantにはマルチトラックノート編集とサウンドエディターが搭載されていませんが、アタックタイムや各音の内部の時間進行をコントロールできる多機能タイミング・ツールを含むMelodyneツール一式が搭載されています。フレージングの編集に便利に活用でき、クリエイティブな可能性を最大限に広げます。Melodyne Assistantと異なり、Melodyne Editorは "DNA Direct Note Access" とテンポエディターを搭載しています。ボーカル編集に欠かせないだけでなく、非常に便利に活用できる機能です。 |
■Melodyne4の新機能 |
サウンドエディターから生まれる新しいサウンドスケープ Melodyneは音とその上音を認識できますが、これはサウンド処理に決定的となる利点です。一般的なイコライザーは固定の周波数にのみ機能しますが、Melodyneはオーディオ素材自体に順応できます。各トラックに含まれる上音のレベルを個別に調整したり、各楽器の基本的な音をシェイピングしたり、各ノートの音色やエンベロープをピッチに関連させたり、各音源の特性を引き出したりできます。結果として、これまでにないユニークな生き生きとした音を生み出すことができます。このように多機能でありながら、サウンドエディターは直感的でクリエイティブな使用にも簡単に使用できます。 |
マルチトラックノート編集 マルチトラック編集は非常に便利な機能です。複数のトラックを好きな数だけ表示して、ノートを表示および編集することができます。プロジェクトのハーモニー、メロディ、リズムすべてを文脈に沿って表示させることができます。音楽のイメージをつかんだら、どのトラックのノートであるかに関係なく、ノートを選択して変更できます。この操作は、スタンドアロンとして使用する場合だけでなく、プラグインとして使用する際にも可能です。Melodyne 4 StudioプラグインがインサートされているすべてのDAWトラック上で実行できます。これほどまで簡単に全体像をつかんで直感的な編集が行えるマルチトラックの操作は、今までありません。 |
新しいテンポ検出機能 Melodyne 4の新テンポアルゴリズムは、テンポ、調号、テンポのあらゆる変化をこれまで以上に正確に検出します。Melodyne 4は、人間らしい揺れを含むライブ録音のテンポを正確に認識します。ミュージシャンの演奏のタイミングに合わせてクリックを作成できます。DAWでの作業では便利な拍ベースのグリッドを活用できます。さらに、ライブ演奏の魅力を損なうことなく、表現力豊かな微細なテンポの揺れを残しつつ巧みに調整できます。また、テンポが大きく異なったり、可変テンポの録音内容同士を同期させることも可能です。Melodyne 4なら、テンポの操作が極めてシンプルなものとなり、新しい方法でより自由な操作が可能となります。 |
音検出機能が向上 Melodyne 4にはポリフォニック録音に最適な2種類のアルゴリズムが追加されています。扱うオーディオ素材に応じて、Melodyneは[ポリフォニックサステイン](ストリングス、オルガンなど)または[ポリフォニックディケイ](ピアノ、ギターなど)のいずれかのアルゴリズムを適用し、それぞれ最適な音質を提供します。さらに、ノート検出をさらに詳細に編集できるので、複雑な素材もより効率的に扱うことができます。素材のより詳細かつ正確な編集が可能なため、さらに優れた音質が得られます。 |
ミックス全体をタイムストレッチ Melodyneの[ユニバーサル]アルゴリズムは、ミックス全体のタイムストレッチやピッチシフトに最適です。このアルゴリズムは、各音の操作が必要でない場合のポリフォニック素材で優れた結果をもたらします。並外れた音質を提供しながらCPU負荷は控えめな[ユニバーサル]は、非常に有益な新Melodyneアルゴリズムです。 |
■動作環境 |
【Mac OS X環境】 ・Intel Dual Coreプロセッサーを搭載したApple Macintoshコンピューター(Quad Core以上を推奨) ・4 GBのRAM(8 GB以上を推奨) ・OS X 10.6.8、または10.9.5以降 ・インターネット接続環境(ソフトウェアインストール、アクティベーションなどのため) ・DAWと連携する場合はVST、Audio Units、RTAS、AAX、ARA、ReWireが動作するホストアプリケーション 【Windows環境】 ・IntelまたはAMD Dual Coreプロセッサーを搭載したコンピューター(Quad Core以上を推奨) ・4 GBのRAM(8 GB以上を推奨) ・Windows 7 以降(64ビットを推奨) ・ASIO準拠のオーディオインターフェイス ・インターネット接続環境(ソフトウェアインストール、アクティベーションなどのため) ・DAWと連携する場合はVST、RTAS、AAX、ARA、ReWireが動作するホストアプリケーション |